『仕事と心の流儀』を読んで

職場の悩み、解決法の一つは「心の持ちよう」

 本書は「仕事と心」といったタイトルに惹かれて手にしました。日々の多くの時間を仕事に費やす人(この場合はサラリーマン?)にとっての「心」のありようとは、どういうことなのか興味がありました。

 仕事(職場と言い換えていいでしょう)での多くの悩み−−人間関係であったり、出世であったり、知識不足や技術不足など−−といった悩みとどう向き合ってゆけばよいのか、その解決法の一つとして「心の持ちよう」もあると、思っていましたから。

「見方を変えれば問題が問題でなくなる」という解決法

「問題が多いことを喜べ。それは懸命に生きている証しだ。」と著者はいいます。それは、問題が発生してあたふたしてやるべきことを見失ってしまったり、思うようにならなくて、落ち込んでやる気をなくすのではなく、その問題を自分の気持ちから少し距離をとり客観的に眺めるということでしょうか。

 そうすることで、別の考え方に至るかもしれないし、他の解決方法が見出せるかも知れません。「ものの見方を変えれば問題が問題でなくなることがあります。」とも言われています。これはとても大事なことですね。

できない理屈をあげる前に謙虚に自分を振り返る

今の若者に増えているという「くれない症候群」。その『「くれない症候群」から抜け出せ。』といわれます。「俺が実力を発揮できないのは上司が認めてくれないからだ。仕事がうまくいかないのは同僚が協力してくれないからだ。自分の技能が活かされないのは会社が公正に評価してくれないからだ。」というもの。

 できない理屈を挙げれば、いくらでも並べ立てることができますが、でも謙虚に振り返ってみると、何より自分自身に思い当たる節があるはず、と言われます。確かに。

自分の行動を振り返ることはステップアップにつながる

「そもそも他人の行動は変えられないが、自分の行動は自分で変えられる。それができるかどうかは自分次第」と言われ、そして自分を変える努力は、必ず成長するためのステップアップとなるはず、とも言われます。

 そう考え、それへの努力をおしまず自分自身を変えていこうとする人こそ、成長とステップアップが得られるのだといえるのでしょう。

上司の立場でも心しておきたいことがある

 上司と部下については、「良いときはその果実を真っ先にとり、悪いときは自分が真っ先に逃げて部下に責任を押し付けるような上司は最低」と言い切ります。

 『どんなに素晴らしい上司に巡り会っても、その人の言う通りに仕事をしていればいいというものではありません。その上司からどれだけ多くの「心」を学んでいけるかが、部下には問われる』と言われます。

 上司になる立場の人にとっても心しておきたいことです。

リーダーたちにとっても「頑張ろう」という気持ちにさせる1冊

 全体がとてもわかりやすく、読みやすく、これから社会人になろうとする若い人たちへ向けてのメッセージとも読めます。

 ですが、キャリアを積みある部署のリーダー的な存在になった人や役職にステップアップした方たちにとっても参考になることがたくさんあります。

 少し振り返って、「これからも頑張ろう」という気持ちにさせてくれる1冊だと思いました。

家庭と仕事のバランスをとらざるを得ない女性にとってもおすすめ

ただし「企業戦士」たちへの熱い応援メッセージとして読めなくもありません。女性の私からすれば、「仕事も家庭も」のなかで、いかに自分のなかにバランスをとりながら仕事に対しても前向きに、活き活きと輝きながら仕事に取り組んでゆけるかが重要なのだといいたい。

 男性とは別の、克服せねばならない壁があると再認識しています。

 とはいえ、本書には女性にとっても活き活きと仕事に取り組んでゆける、たくさんのヒントがあります。「空気を読んでも顔色は読むな。」「『清く、正しく、美しく』」、「通勤電車を読書ルームにする。」「誰にだってチャンスはある。でも、勉強しないとチャンスは掴めない。」等等。

読めば、前向きになれることばがありますよ。

『仕事と心の流儀』丹羽宇一郎:著・講談社現代新書

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著書:『女性が管理職になったら読む教科書—女性部下社員に支持される9つのポイント』https://amzn.to/2EXFpZg

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